ほた丸の独り言

日々楽しい時間

【CHANGE THE ERA 201ix】~SixTONES単独魂でのファンとの触れ合い~

SixTONES単独ライブ【CHANGE THE ERA201ix】

今回初めてSixTONESのコンサートにお邪魔した。

 

その時のファンの方との触れ合いから少し思い出を……

 

 

私の隣に座ったのは三つ編みにピンクのリボンを付けたお若い方で話しかけてみたら現在高校三年生。京本さんのファンであった。

 

お席がスタトロ2列目だったこともあり

「大我くんが来たら私を(ペンライトで)指して貰っていいですか?」

とお願いされたので

「いいですよ」

と快く返事した。

 

よくよく話を聞いてみると高校三年生で受験を控えており、勉強に専念する為暫く現場には来られない。これが当面最後のコンサートだと言う。本当はエリザベートにも行きたいし、この先のコンサートにも行きたい、でもここで頑張らなければ将来の自分に申し訳ない。だから今日は何としてもファンサを貰いたい!

そう語った彼女の顔は控え目ながらも真剣で……

オッケー!オバサンそうゆうことなら必死に頑張るよ!!  とその時を待った。

 

シクセンからジャンピナ。

先ずは樹ちゃんが目の前に……

反対隣の綺麗なお嬢さんが樹担だったので心の中で必死に「樹!見てあげて!!!」と叫んだ。(私もゆごじゅり担だがそこはすっかり忘れてたw)

残念ながらこちらを見ては貰えなかったがお隣の綺麗なお嬢さんは近くで見られて幸せだったようだ。

次はジェシー。マジでどこかの英国貴族のような麗しさだった。

次は我が自担様。

まぁ、、、これについてはまた別で書くとしてここでは「髙地くんは最高」とだけ述べておく。

 

曲も変わり次のターン。

北斗君、慎ちゃんときて(この2人もまあホントに素敵だった!!!!!!)

 

遂に京本さんが我々の目の前に……

 

直前からソワソワしだす彼女。うちわを必死に握りしめ、ひたすらに京本さんを見つめる。

私もペンライトをピンクに変えその時を待った。

 

ああぁぁぁ!きょもちゃん!反対側見てる!お願い!こっち見てあげて!!!

 

諦めかけたその時、こちらを振り返った京本さん。

彼女のうちわに気付き最高の笑顔で手を振ってくれた京本さん!!!!!!(あの笑顔はルーブル美術館に飾りたいくらいの美しさだった!!!!!!)

 

泣き崩れた彼女に「よかったね!めっちゃこっち見てくれたね!!」と声を掛け、背中をさすってあげた私はさしずめ母親のような心境だった。

 

ダブルアンコールでSixTONESメンバーが地声で「ありがとう!!!!!!」と叫んだ時にも盛大に涙を流す彼女。

公演後、銀テープが取れなかったと落ち込む彼女を見て他公演で1本だけ手元に残った銀テープを差し出した。

「いいんですか?ありがとうございます!これで受験頑張れます!」

と泣いて喜んでいた。

 

私が持ってるよりも何倍も何百倍も価値がある。そう思った。

 

 

この触れ合いで、アイドルの存在の大きさと価値というものをあらためて実感した。

 

冷たい言い方をすれば彼等にとってはビジネス。ファンはお金を落としてくれるお客様。ファンサはあくまでもそれに対するお礼。こちらもそれをわかった上で有難くその笑顔や仕草を頂戴する。

割とそんな風に受け取っていたのだがそれは間違っていたのかもしれない。

 

そこにはファンとアイドルの間に心からの感謝と信頼と愛が存在していた。

 

 

京本担の彼女はこれから受験という人生の大きな荒波に立ち向かう。その後、もっと沢山の壁にぶつかる事もあるだろう。

そんな時、あの時の京本さんの笑顔が大きな支えになれば……

 

大袈裟かもしれない。彼女がずっと京本さんを想い続けるかもわからない。(人の気持ちは移りゆくもの……)

 

それでもあの時、あの瞬間に生まれた感情はきっと彼女の中で大きな財産になったに違いない。そしてそれを与えることができるアイドルはやはり素晴らしく偉大だ。

 

 

沢山の思い出と感動と感謝の気持ちを貰った今回の【CHANGE THE ERA 201ix】

 

素敵な思い出を

 

 

『ありがとう!!!!!!』